iPhoneのメールの署名は、設定アプリの「アプリ」→「メール」→「署名」(「作成」の下) で変更できます。入力欄の「iPhoneから送信」を消して、自分の署名を入力すれば完了です。これはiOS 18以降(iOS 26、iOS 27を含む)の手順で、iOS 17以前は「アプリ」の段階がなく、「設定」→「メール」→「署名」です。
Appleのヘルプには「「メール」の署名にはテキストのみ使用できます」と書かれています。この記事では、iPhone・iPad・Macの「メール」の署名の設定方法、アカウントごとの使い分け、スマホで崩れにくい日本式の署名の書き方、そしてロゴ入りの署名をiPhoneで使うための非公式な方法とその限界まで、2026年10月時点の画面表記に合わせて説明します。
iPhoneでメールの署名を設定・変更する方法(iOS 18以降)
- ホーム画面の設定アプリ(歯車のアイコン)を開きます。「メール」アプリの中には署名の設定はありません。
- 下にスクロールして「アプリ」をタップします。
- 「メール」をタップします。アプリが多い場合は、一覧の上の検索欄に「メール」と入力すると早く見つかります。
- 「作成」の下にある「署名」をタップします。
- 入力欄をタップし、今の文字を消して新しい署名を入力します。
- 左上の戻るボタンで前の画面に戻ります。保存ボタンはなく、そのまま保存されます。
「メール」アプリで新規メッセージを作成し、本文の下に署名が入っていれば設定完了です。
iOSのバージョンを確認する
ネットの解説記事には「設定」→「メール」や「メール/連絡先/カレンダー」と書かれたものが多く残っていますが、これは古いiOSの画面です。自分のiOSは、「設定」→「一般」→「情報」 で確認できます。設定のトップ画面に「メール」が見当たらなければ、iOS 18以降なので「アプリ」から開いてください。
iOS 17以前の場合
「設定」→「メール」を開き、「作成」の下の「署名」をタップします。そのあとの操作はiOS 18以降と同じです。
「iPhoneから送信」を消す・変更する方法
「iPhoneから送信」は、iPhoneに最初から入っている署名の文字です。手順は上と同じで、「設定」→「アプリ」→「メール」→「署名」を開き、入力欄の「iPhoneから送信」を消します。空欄のままにすれば、署名なしでメールが送られます。
仕事でiPhoneからメールを送るなら、空欄にするより、短い署名に書き換えておくのがおすすめです。外出先からの返信でも、相手は会社名と電話番号をすぐに確認できます。
消したのにまた出てくる場合は、複数のアカウントで「アカウントごと」を選んでいる可能性があります。アカウントごとに入力欄があるので、それぞれの欄で「iPhoneから送信」を消すか書き換えてください。
アカウントごとに署名を分ける(仕事用と個人用)
会社のメールと個人のメールを同じiPhoneで使っているなら、アカウントごとに違う署名を設定できます。
- 「設定」→「アプリ」→「メール」→「署名」を開きます。
- 上部の「アカウントごと」をタップします。
- アカウントごとに入力欄が表示されるので、それぞれに署名を入力します。
「すべてのアカウント」を選ぶと、全アカウント共通の署名に戻ります。なお、iPhoneの「メール」では1つのアカウントに設定できる署名は1つだけで、新規メッセージにも返信にも同じ署名が入ります。返信用の短い署名を別に用意する、といった使い分けはできません。
iPhoneに合った署名の書き方(区切り線と機種依存文字)
iPhoneの署名は文字だけなので、日本のビジネスメールらしく区切り線ではさむ形がそのまま使えます。ただし、スマホの画面はパソコンよりずっと狭いので、次の点に気をつけてください。
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株式会社みどり不動産 賃貸営業部
高橋 美穂(たかはし みほ)
TEL:092-123-4567 携帯:080-1234-5678
https://www.example.co.jp
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- 区切り線は全角20文字前後に。 パソコン向けの長い線は、画面の幅や文字サイズの設定によっては折り返して2行になり、崩れて見えます。
- 3〜5行にまとめる。 住所はパソコンの署名に任せ、スマホの署名は会社名・氏名・電話番号・URLに絞ると読みやすくなります。
- 電話番号とURLは半角で。 全角の数字は電話番号として認識されず、相手がタップで発信できないことがあります。
- 機種依存文字を使わない。 「㈱」「①」「℡」などは、相手のメールソフトによっては正しく表示されません。社名は「株式会社」と書きましょう。
署名に入れる項目と順番は「メール署名の書き方」、そのまま使える文例は「メール署名のテンプレート」にまとめています。
iPhoneの署名にロゴは入れられる?
Appleの公式の答えは「入れられない」です。iPhoneのヘルプには「「メール」の署名にはテキストのみ使用できます」とあり、署名欄に画像を挿入する機能もありません。
それでも、ロゴ入りの署名をiPhoneで使っている人がいるのは、完成した署名をコピーして署名欄に貼り付けるという方法があるからです。Appleが案内している方法ではないため、iOSのアップデートで使えなくなる可能性があります。必ず最後にテストしてください。
始める前に: 署名の画像は、ファイルを添付する形ではなく、インターネット上に置いた画像を参照する形になっている必要があります。メールにロゴのファイルを貼り込んで作った署名では、ロゴが消えたり、添付ファイルになったりします。
- 署名を作ります。 ジェネレーターやパソコンのメールソフトで、ロゴ入りの署名を完成させます。
- 自分宛てに送ります。 署名だけを入れたメールを、iPhoneの「メール」で受信できるアドレスに送ります。
- iPhoneでコピーします。 届いたメールを開き、署名を長押しして、選択範囲を名前の上から最後の行まで広げ、「コピー」をタップします。
- 署名欄に貼り付けます。 「設定」→「アプリ」→「メール」→「署名」を開き(必要なら「アカウントごと」でアカウントを選び)、元の文字を消してから長押しで「ペースト」します。
- 書式が消えたら、すぐに取り消します。 貼り付けた直後に書式が外れて文字だけになることがあります。そのときはすぐにiPhoneを振り、表示された確認画面で「取り消す」をタップすると、元のデザインに戻ります。振っても何も起きない場合は、「設定」→「アクセシビリティ」→「タッチ」で「シェイクで取り消し」がオンになっているか確認するか、3本指で左にスワイプして取り消してください。
- テストします。 設定画面を閉じ、別のアドレスにテストメールを送って、スマホとパソコンの両方でロゴが表示されるか確認します。
うまくいかないときのコツは3つです。
- 横幅は600ピクセル以内に。 幅の広い署名はスマホでは縮んで読みにくくなります。ロゴの横幅は120〜180ピクセル程度が目安です。
- 署名だけをコピーする。 「よろしくお願いいたします」や空白の行まで選ぶと、それも署名の一部になります。
- 社名と電話番号は必ず文字で。 相手の環境で画像が表示されなくても、連絡先は伝わります。
無料のメール署名ジェネレーター「Signguin」なら、手順1が簡単になります。会社のメールアドレスを入力すると、会社のホームページからロゴ、ブランドカラー、連絡先を読み込んで署名に整え、「スマートフォン」と「ダークモード」の表示もプレビューで確認できます。ロゴやアイコンはSignguinのサーバーに置かれ、高解像度の画面向けに2倍のサイズで保存されるので、iPhoneでもぼやけません。iPhoneでSignguinのページを開いて「署名をコピー」をタップすれば、手順2と3は省けます。そのあとは手順4から進めてください。ただ、Signguinの設定手順の案内にもあるとおり、iPhoneによっては画像が表示されないことがあります。これはApple側の制限によるものです。無料プランは会員登録なしで3種類のデザインが使え、署名の下に小さな「Signguinで作成」リンクが入ります。
Gmail・Outlook・Apple Mailに対応
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デザインの例は「おしゃれなメール署名」でも紹介しています。
iPadのメール署名
iPadもiPhoneと同じです。設定アプリの「アプリ」→「メール」→「署名」(iPadOS 17以前は「設定」→「メール」→「署名」)で入力し、複数のアカウントがあれば「アカウントごと」を使います。iPadのヘルプにも「テキストのみ使用できます」と書かれています。上の貼り付けの方法も同じように使えますが、iPadを振るのは現実的ではないので、取り消しは3本指で左にスワイプしてください。iPhoneとiPadの署名は、それぞれの端末で設定します。
Macの「メール」で署名を設定する方法
「mac メール 署名」で検索すると、PDFへの電子サインやアプリの署名の話も出てきますが、ここで説明するのはメールの最後に入る署名です。Macの「メール」は、iPhoneと違って画像やリンク、フォントを使った署名に対応しています。
- 「メール」を開き、メニューバーの「メール」→「設定」を選んで「署名」をクリックします(macOS Monterey以前は「メール」→「環境設定」→「署名」)。
- 左側の列で、署名を使うメールアカウントを選びます。
- 中央の列の下にある「+」をクリックし、署名の名前を入力します。名前はメール作成時の「署名」ポップアップメニューに表示されるもので、相手には見えません。
- 右側の列に署名を入力するか、貼り付けます。フォントや色はメニューバーの「フォーマット」、リンクは「編集」から設定します。画像は右側の列にドラッグして追加します。
- 「署名を選択」で、そのアカウントで自動的に入れる署名を選びます。
- ウインドウを閉じます。
つまずきやすい設定が3つあります。
- 「すべての署名」で作った署名は、そのままでは使えません。 左側の列で「すべての署名」を選んだまま作成した場合は、中央の列からアカウントにドラッグしてから使います。
- 「デフォルトのメッセージフォントを使用」 にチェックが入っていると、署名のフォントが「フォントとカラー」の設定に置き換わります。デザインした署名を貼り付けるときは、チェックを外してください。
- 「引用文の上に署名を入れる」 がオンだと、返信の署名が自分の本文のすぐ下(引用の上)に入ります。日本のビジネスメールではこの形が一般的です。
iCloud Driveを使い、その設定で「メール」を選んでいれば、署名はほかのMacでも使えます。
iCloudメール(iCloud.com)の署名
ブラウザーでiCloud.comの「メール」を使う場合は、icloud.com/mail を開き、メールボックスリストの上部のメニューから「設定」を選び、サイドバーの「作成」で「署名の追加」にチェックを入れて入力します。iCloud.comの署名はプレーンテキストのみです。
iPhoneでGmailアプリやOutlookアプリを使う場合
ここまでの設定は、Apple純正の「メール」アプリだけに使われます。iPhoneでGmailアプリやOutlookアプリから送る場合は、それぞれのアプリの設定が使われます。
Gmailアプリ: 左上のメニューから「設定」→「作成と返信」の「署名設定」で「モバイル署名」をオンにして入力します。Googleによると、アプリで署名を作成しなければ、パソコンで設定した署名が使われます。詳しくは「Gmailの署名の設定方法」をご覧ください。
Outlookアプリ: 「設定」→「メール」の下の「署名」で入力し、必要なら「アカウントごとの署名」をオンにします。パソコンのOutlookの署名は同期されません。詳しくは「Outlookの署名の設定方法」で説明しています。
署名が反映されないときの確認ポイント
- 送っているアプリが違う。 GmailアプリやOutlookアプリから送っていないか確認します。
- アカウントが違う。 「アカウントごと」を使っている場合、差出人のアカウントの欄に署名が入っているか確認します。
- 貼り付けた書式が消えた。 貼り付けた直後に取り消しをしなかった可能性があります。署名欄を空にして、コピーからやり直してください。
- 相手にロゴが表示されない。 画像が添付扱いになっているか、画像の置き場所が変わった可能性があります。画像をインターネット上に置いた署名で作り直します。
よくある質問
iOS 18以降、iPhoneの署名設定はどこにありますか?
設定アプリの「アプリ」→「メール」→「署名」(「作成」の下)です。iOS 17以前は設定のトップ画面に「メール」があり、「設定」→「メール」→「署名」でした。「メール」アプリの中には署名の設定がない点に注意してください。iPadも同じ場所です。
「iPhoneから送信」は消したほうがいいですか?
仕事のメールでは、消して短い署名に書き換えるのがおすすめです。「iPhoneから送信」は端末名を伝えるだけで、会社名や連絡先は伝わりません。会社名・氏名・電話番号の3行ほどを入れておけば、外出先からの返信でも相手が困りません。
iPhoneの署名にロゴを入れられますか?
公式にはできません。Appleは署名にはテキストのみ使用できると案内しています。ロゴ入りの署名を自分宛てに送ってコピーし、署名欄に貼り付けてから、書式が消えたらすぐに取り消す方法がありますが、非公式な方法です。設定後は必ずテストメールで確認してください。
iPhoneとMacの署名は同期されますか?
自動では同期されません。Appleが案内しているのは、iCloud Driveを使ってMac同士で署名を共有する方法だけです。iPhoneとiPadはそれぞれの端末の設定アプリで入力するので、同じ署名を貼り付けて揃えておきましょう。
仕事用と個人用で署名を分けられますか?
できます。「設定」→「アプリ」→「メール」→「署名」で「アカウントごと」をタップすると、アカウントごとに入力欄が表示されます。会社のアカウントにはフルの署名、個人のアカウントには名前だけ、または空欄にしておけます。

